2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『魔法遣いに大切なこと』

まず何といっても物語の着眼点が面白い。魔法といわれて最初に想像するような不可思議な能力ではなく、どちらかといえば超能力といったほうがしっくりくる。だれでも魔法を遣えるわけではなく、遺伝により継承され、国家に管理されるという設定が良い。もち…

『ワールド・オブ・ライズ』

何も特筆すべきことのない、よくある「ハリウッド・メジャースタジオ映画」。ズバ抜けて面白いところもないが、顔をしかめるほどにヒドくもない。 まあ、リドリー・スコット作品なので安心して観れるし、主演の二人もブレない役者なので、ヘタな冒険をしてよ…

『ブロークン・イングリッシュ』

ジョン・カサヴェテスの娘、ゾエ・カサヴェテスの長編初監督作品とのこと。10年くらい前に彼女の監督作品としてDVDが発売されていたと記憶しているが、短編か何かだったのだろうか。未見なので詳細は分からない。父親の名前が冠として付くことから逃れられな…

『ウォーリー』

素直に楽しめたし、面白かった。本作品の主軸はウォーリーとイヴのラブ(という感情があるのか分からないが)・ストーリー。 作品自体はファンタジーだし、またSFでもあり、環境問題なども含まれているのだが、この際その辺の周辺事情は二の次というくらい、…

『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』

何がどうと言うより、とにかくカコイイ。 ドキュメントという名の物語はなく、基本的にライブ映画。ところどころに挿入される過去のインタービュー映像はあるが、バンド史やメンバー個人に対する言及はなく、「いつまでバンドは続くのか」といった愚問が並ぶ…