『ショーシャンクの空に』(1995年公開)

「午前十時の映画祭」の六本木ヒルズ1本目。
この映画祭で上映される50本の中でも一番最近の作品でもある。公開当時に劇場で観ており、レーザーディスクも持っていた。その後DVDも発売され、版権がワーナーに移ってからは再版を繰り返しておりブルーレイ盤も発売されているが、これらは購入していない。だから今回、約10年ぶりくらいで観たと思う。
本当に優秀な映画だと思うし、観ていないという人には薦めてハズレない数少ない作品のひとつ。今回スクリーンで再鑑賞してやはり良い映画だと感じたが、でもそれ以上の感慨はかなった、というのが正直な感想でもある。当時LDで何度も見ていたから記憶が新しいためか、驚くほどの新しい発見もなかったことも大きな原因であろう。あるいは本作品以降のフランク・ダラボン作品に思い入れがないことも原因かもしれない。

■原題 THE SHAWSHANK REDEMPTION
■監督 フランク・ダラボン
■出演者 ティム・ロビンス/モーガン・フリーマン

【解説】
スティーブン・キングの傑作中編『刑務所のリタ・ヘイワース』をフランク・ダラボンが初監督作品として映画化。1995年のアカデミー賞主要7部門(作品賞、主演男優賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、楽曲賞、音響賞)にノミネートされた。
【物語】
1947年、銀行員であったアンディ・デュフレーン(T.ロビンス)は、妻とその愛人を射殺したという身に覚えのない罪で終身刑2回という判決を受け、ショーシャンク刑務所に投獄される。刑務所の雰囲気に馴染めず孤立するアンディだったが、希望を捨てることなく自由になることを信じ続けた。そんな中、レッドと呼ばれる囚人エリス・ボイド・レディング(M.フリーマン)と出会い交流を深めていく。そして、刑務所内での信頼を次第に勝ち取っていき、自らの無実の証拠を掴むのだが……。

ショーシャンクの空に [Blu-ray]

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