『モンスター』

高岡早紀の脱ぎっぷりだけでなく幾度ものベッドシーンの話題ばかりが先行している、百田尚樹の同名小説からの映画化作品。結果から言えば私にはピンとくるものはなかった。やりたいコトは理解できるし、目指したい場所も判るけれど、物語の語り口にどうにも乗ることができなかった。原作小説は未読なのでどこに問題があるのか判断できないが、少なくとも映画としての手触りが私には合わなかった。この作品は監督、脚本、撮影とメインブレインがすべて女性だそうで、撮影前の打ち合わせもかなり入念に行っていたとのこと。なので女性にとっては琴線に触れる、もしくは触れられたくないモノがあるのかもしれない。高岡早紀はガンバッテいたと思う。


4月27日 公開
監督:大九明子
出演:高岡早紀/加藤雅也/村上淳/大杉漣/遠藤要/斉藤陽一郎/内野智/渋川清彦/永澤俊矢
脚本:高橋美幸 音楽:遠藤浩二 撮影:大沢佳子(JSC) 照明:松隈信一 編集:洲崎千恵子

【ストーリー】
かつて“バケモノ”も呼ばれた女・美帆(和子)。畸形的なまでに醜い容姿を蔑まれ、友達どころか、家族の愛すら得られなかった彼女は、度重なる整形手術によって絶世の美女へと生まれ変わる。ある事件をきっかけに故郷を追われた彼女が、かつて自分を虐げた町に戻ったとき、その裏に秘められたせつない愛の物語が浮かび上がる。

配給:アークエンタテインメント
2013年/日本/114分/カラー/HD/シネマスコープ/5.1ch/R15+
(C)2013「モンスター」製作委員会

公式サイト http://www.monster-movie.jp

ミニパラ http://www.minipara.com/movies2013-1st/monster/

モンスター (幻冬舎文庫)

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