『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』

ジェームズ・キャメロン製作によるシルク・ドゥ・ソレイユの3D映画。複数公演の演目をつないで映画オリジナルの物語を紡いでゆく。個人的には彼らの公演を観たことはないため比較はできないが、3D映画としてはとても興味深い作品だった。先に公開されていたヴィム・ヴェンダース監督によるピナ・バウシュのドキュメンタリー『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』の時にも確信していたのだが、ステージアクトとくに演劇の3D撮影と3D上映は、そこらの中途半端なアクション映画の3D化よりもよほど有意義で、デジタル3Dという特性を存分に発揮できる分野だと思っている。この作品も例にもれず、その空間演出が素晴らしい作品。


11月9日 公開
原題:Cirque du Soleil: Worlds Away
監督・脚本:アンドリュー・アダムソン
制作総指揮:ジェームズ・キャメロン

【ストーリー】
さあ、不思議な世界へ続く物語の扉を開こう。この作品はドキュメンタリーではない。ラスベガスの7つのショーを背景に、映画オリジナルで作り上げた、愛の物語。異世界に飛び込んだ主人公が不思議な登場人物たちと出会いながら旅を続けていく。ある夜、主人公ミアは、小さなサーカス団の公演を訪れ、空中ブランコの青年と出会う。ところが彼は公演中に突如消えてしまい、捜すミア自身も異世界へと旅立ってしまう。

配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
2012年/アメリカ/97分/カラー
2012 PARAMOUNT PICTURES AND CIRQUE DU SOREIL BURLESCO,LLC.ALL RIGHTS RESERVED.

公式サイト http://www.cirque-3d.jp

ミニパラ http://www.minipara.com/movies2012-4th/cirque-3d/

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