『ライオン・キング/ディズニーデジタル3D』

1994年の公開のディズニー史上最大のヒット作となった本作。今回は3D化しての限定公開。私自身は公開時に劇場で観て以来の鑑賞。当時国内では「ジャングル大帝問題」が全ての評価の前面に出ていたこともあって、あまり素直に作品として観ることはできなかった。けれど今回こうして再見して、当時のディズニー作品としてもかなり意欲作であったことを再認識した。王位を継ぐ者の葛藤と苦悩、そして世代を交代してゆくことで世界は語られてゆくということを90分弱の“子供向け”アニメーションとして無理なく内包させていることに感心する。もちろん「ジャングル大帝」だって同様なんだけど。今回の3D化については、マイナス要素よりもプラス要素の方が多かったので、良いと思う。


10月8日 公開
原題「THE LION KING」
監督:ロジャー・アラーズ/ロブ・ミンコフ
出演:(日本語吹替版)大和田伸也/中崎達也/宮本充/山本純子/華村りこ/壤晴彦/三ツ矢雄二/小林アトム/梅津秀行/

【ストーリー】
命あふれる大地プライド・ランドを治める王ムファサに、息子のシンバが誕生します。シンバは幼い頃から、生きる上で大切なことを父から学びました。
ところがある日、王の座を狙うムファサの弟スカーの罠によって、シンバは王国から追われることに…。そんなかれを 救ったのは、旅の途中で出会ったすてきな 仲間たちでした。そして、成長したシンバは、いつしか自分の使命に目覚めていくー。

配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
1994年/アメリカ/89分/日本語吹替え版のみ
(C)2011 Disney All Rights Reserved.

公式サイト http://disney-studio.jp/movies/lionking/

ミニパラ http://www.minipara.com/movies2011-3rd/lionking/

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