『白いリボン』

12月4日 公開
原題/英題「DAS WEISSE BAND/THE WHITE RIBBON」
監督・脚本：ミヒャエル・ハネケ
出演：クリスティアン・フリーデル/エルンスト・ヤコビ/レオニー・ベネシュ/ウルリッヒ・トゥクール/ウルシナ・ラルディ/フィオン・ムーテルト/ミヒャエル・クランツ

【ストーリー】
第一次世界大戦前夜の北ドイツの小さな村。大地主の男爵を中心に、人々が静かに暮らすプロテスタントの村を、数々の奇妙な事故が襲う。やがて連なる“罰”の儀式…疑心暗鬼の村人たち、そして苦しむ子供たち。この村に一体何が起こっているのか？
すべてはドクターの落馬事故から始まる。小作人の転落死、男爵家の火事、荒らされたキャベツ畑、子供の失踪。それぞれの事件が、徐々に村の空気を変えていく。誰の仕業なのか、皆が不信感を募らせる。そして村人たちの素顔が、次第に浮き彫りになっていく。陽気な収穫祭に沸き、澄んだ讃美歌の響く教会に集うこの村に潜む、悪意、暴力、嘘、欺瞞。.年の腕に巻かれた白いリボンは、「純真で無垢な心」を守れるのだろうか。

配給：ツイン
2009年/ドイツ・オーストリア・フランス・イタリア/2時間24分/ビスタサイズ/モノクロ

公式サイト
http://www.shiroi-ribon.com/

ミヒャエル・ハネケ監督の作品は今まで観たことがなく本作品が初めて。スゴイ作品であることはビシビシ伝わってくるのだけれど、あまり琴線には触れなかった。体調とか観る時期によってはきっと感情をガンガン刺激される作品であることは確かで、しばらくして再鑑賞したら作品世界にどっぷりハマるかもしれない、そんな作品。全編白黒映像の作品だがカラーフィルムで撮影後にデジタル処理で白黒に変換しているとのこと。鑑賞した時はフィルムロール毎に白黒の色合いが違っていて変な深読みをしてしまいそうだったが、どうやらプリントの問題だったと思われる。

ミニパラ　http://www.minipara.com/movies2010-4th/ribbon/

白いリボン [DVD]