『ツリー オブ ライフ』

ブラッド・ピットショーン・ペンの父親役(もちろん時代は違う)を演じたキャスティングも話題のテレンス・マリック監督6年ぶりの最新作。今作は彼が長年あたためていた物語とのことだが、これが一筋縄ではいかない作品になっている。一応の物語らしきものはあるものの、どちらかといえばイメージ先行で重ねられてゆく映像作品であり、解釈の多くは観客に委ねられている。出演者の知名度だけで観に行くと大きな困惑だけを抱えて終わってしまう可能性が高いと思われる。個人的にはとても大好きな作品ではあるが、正直、理解はできていない。できれば何度も観返したいし、少なくとももう一度はスクリーンで観ておきたい、そんな不思議な作品。

 

8月12日 公開
原題「The Tree of Life」
監督:テレンス・マリック
出演:ブラッド・ピット/ショーン・ペン/ジェシカ・チャステイン/フィオナ・ショウ/ハンター・マクラケン/ララミー・エップラー/タイ・シェリダン

【ストーリー】
仕事に成功し、中年期を迎えたジャックは心の奥に深い喪失感を抱いて、日々を送っていたが、弟の死の記憶は彼の人生に大きな影を投げかけた。1950年代、テキサスの街の少年時代に思いを馳せる。それは厳格な父と、優しい母、そして弟たちの鮮烈な記憶。ジャックは自らの記憶に向き合い、父との確執の意味をたどろうとするー。

配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
2011年/アメリカ/138分/カラー/ヴィスタサイズ/SRD/日本語字幕:松浦美奈
(C)2010 Cottonwood Pictures, LLC. All Rights Reserved.

公式サイト http://www.movies.co.jp/tree-life/

ミニパラ http://www.minipara.com/movies2011-3rd/tree-life/

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