『リンカーン/秘密の書』

小説『高慢と偏見とゾンビ』を書いたセス・グレアム=スミスの原作・脚本による、アメリカ大統領リンカーンはヴァンパイア・ハンターだった、という奇想怪奇アクション。もしくはアメリカによるアメリカ万歳映画。話のネタとしては面白いと思うけど、ほぼ全面的にノリきれなかった。いろいろと文句はあるけれどネタバレにもなってしまうので詳しくは示さないが、そもそも「昼は大統領、夜はハンター」というキャッチコピーから違うという。あと斧を使ったアクションは楽しかったけれど、ただそのアクション描写に新鮮味がなかった。『300<スリーハンドレッド>』以降に多いスローとコマ抜きを組合せた手法が全編で用いられていて、飽きる。


11月1日 公開
原題:ABRAHAM LINCOLN : VAMPIRE HUNTER
監督:ティムール・ベクマンベトフ
出演:ベンジャミン・ウォーカー/ドミニク・クーパー/アンソニー・マッキー/メアリー・エリザベス・ウィンステッド/ルーファス・シーウェル
脚本・原案:セス・グレアム=スミス 撮影監督:キャレブ・デシャネル, ASC プロダクションデザイナー:フランソワ・オデュイ 音楽:ヘンリー・ジャックマン

【ストーリー】長らくその存在が噂されていた第16代合衆国大統領エイブラハム・リンカーンの秘密の日記。そこに記されていたのは、少年時代から闇と戦い続けた男の驚愕の記録だった。そう、誰もが知るあの大統領は、誰よりも優秀なヴァンパイア・ハンターだったのだ。母の復讐のために斧を手に取った彼は、やがて全く違う方法で“奴ら”に対抗するために政治家の道を歩み始める。

配給:20世紀フォックス映画
2012年/アメリカ/105分/3D、2Dデジタル、35mm/シネマスコープ/ドルビーSR・SRD/日本語字幕:松浦美奈/PG-12
(C)2012 Twentieth Century Fox

公式サイト http://www.foxmovies.jp/lincoln3D/

ミニパラ http://www.minipara.com/movies2012-4th/lincoln3D/

ランキングに参加しています。もしよろしければクリックして頂くと嬉しいです。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村